Cre(クリエ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

薔薇十字探偵の憂鬱

うふふふふふふふふふふ……嬉し恥ずかし外中也だよ。

ついに、ついに、志水アキ先生作画の『百器徒然袋 鳴釜 ~薔薇十字探偵の憂鬱~』が単行本化された! 『百器徒然袋』は京極夏彦先生の『姑獲鳥の夏』をはじめとする長編小説「百鬼夜行シリーズ」のスピンオフシリーズ。

メインキャラクターの中でも、あらゆる意味で存在感を放つ探偵・榎木津礼二郎(えのきづれいじろう)が大活躍するストーリーだ。

百器徒然袋 鳴釜   薔薇十字探偵の憂鬱   (怪COMIC)百器徒然袋 鳴釜   薔薇十字探偵の憂鬱   (怪COMIC)
(2011/02/24)
志水 アキ

商品詳細を見る

↑榎木津さんのどや顔がたまりませんね。


「僕」(本島俊夫)の姪・早苗が仕えていた屋敷で暴行を受け、それによって妊娠・出産した。だが、相手は彼女の子を認知するどころか、彼女との行為を和姦であったと主張する。早苗の苦しみも知らずに、のうのうと生きる相手を許すことができない僕は、どうにかして、相手の非道を認めさせたいと、友人に相談を持ちかける。

そこで返ってきた答えはなんと「探偵を紹介しましょう」という珍妙なもの。なぜ、どうして探偵なのか。その探偵というのが、信用に足る人物なのか。不安を抱えながら僕は『探偵』の元へと向かうーー。その先で出会ったのは、神を自称し、人の記憶を視るという力を持つ男、榎木津礼二郎だった。

「何だそいつら。すごおく馬鹿じゃないか!」彼は豪語する。

「今回は僕の仕切りだ!」

長い、分厚い、読みにくそう、な京極夏彦先生の作品だが、スピンオフということもあって、原作からしてなかなかコミカルなストーリーになっている。そこに、志水アキ先生の個性豊かで美麗なイラストが加わり、初めての人でもとっても楽しめる作品となっている。

事件そのものはかなり重たいモチーフであるにも関わらず、そのことをすっかり忘れてしまいそうだ。また、探偵・榎木津の破天荒ぶりだけでなく、本編では腰が重く、なかなか動き出さない京極堂こと中禅寺秋彦、ストーリーを盛り上げるため一役買っている。

張り巡らされる悪趣味な罠と、まさかの展開。読後感はなんともいえず、すっきりすることうけあいだ。

スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。