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魍魎の匣

外さんはやったぞ! ついに、ついにこのマンガを紹介できる!

このまえ、うぶめを紹介したのは全てこれの伏線だったのだよ! うははははははh!

魍魎の匣 (4) (怪COMIC)魍魎の匣 (4) (怪COMIC)
(2010/01/23)
志水 アキ

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↑現在、1巻から4巻まで発売中! なぜ1巻だけアマゾンで発売してないんだろう。。。


楠本頼子(くすもとよりこ)と柚木加奈子(ゆずきかなこ)。二人の女学生は最終列車で遠くの湖に行く計画を立てる。だが、当日、加奈子は駅のホームで車に轢かれてしまった。現場に居合わせた刑事、木場修太郎(きばしゅうたろう)は加奈子の身を案じる頼子と共に病院へ。

そこで加奈子の姉、柚木陽子(ようこ)と出会う。彼女は木場の憧れていた女優、美波絹子(みなみきぬこ)その人だった。凛とした美しさを持つ陽子。まるで映画のワンシーンのように言い放つ。

「加奈子は死なせはしません」


京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズの第二弾、『魍魎の匣』をコミックス化。まず目を引くのが作画を担当し『ヒゲ好きで齢を重ねた人物を描かせたら右に出るものはない』志水アキ先生のキャラクターデザイン。美少女や美男子はまるで人形のように描き、醜い人間は腐臭が漂ってきそうなほど醜悪に描き出している。

ときどき、誰が誰だか判別しにくいマンガもあるが、志水先生の絵はそれとは無縁だ。

メインキャラクターの描き方もうまい。京極堂は痩せぎすで仏頂面の芥川の幽霊、という喩えの描写を尊重。ちょっと怖いけど味のある顔立ちをしている。彼の機嫌のいいときの含み笑いは絶妙だった。4巻で重い腰をあげた彼の動きにも注目したい。

売れない文士関口は小柄で猫背の具合が良く出ている。耳を大きめにして猿っぽさもかもし出されていた。口ごもったり、赤面しているときの情けない表情がなんとも、守ってあげたくなるおじさんの匂いが。

美男子の代名詞のような探偵榎木津の色素の薄さをトーンを極力減らし、まつ毛まで白くするという念の入れよう。やんちゃそうな表情、真剣な表情もコロコロ変わって楽しい。3巻が特におすすめ。

刑事木場のゴツイ外見が際立つ。太い腕や、胸板の大きさが頼りがいのある男という感じでとてもいい。怒ったときの鋭い目つきといかめしい感じもすごい。また、その見た目の描き方によって内面のナイーブさとのギャップが顕著で良かった。

原作を非常に読み込んでおられて、背景なども小説の描写に限りなく近い雰囲気になっている。また、容量のある原作の要所要所の説明をイラストで昇華していて、原作を知っている人なら「ここは、このシーンだね!」と気分が高揚するはず。原作を知らない人でも分かりやすい。コマの取り方も絶妙。

マンガ勉強している人にも是非見てもらいたい作品だと思う。ただし、途中でバラバラ殺人が絡む内容になっているので、グロいの苦手な方は気をつけたほうがいいかもしれない;;

榎さん素敵過ぎる。益田が益田だった……
志水先生は現在、コミック怪という季刊雑誌にて『百器徒然袋 鳴釜-薔薇十字探偵の憂鬱-』を連載中。京極先生の百鬼夜行シリーズのスピンオフシリーズで、主に自称「神」の探偵・榎木津礼二郎が周りの人々や下僕たちを振り回しながら大活躍する。『魍魎の匣』とのダブル連載というから恐れ入る。今後の志水先生のご活躍が楽しみでしょうがないvvvv




外中也

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コメント


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CLAMPの……

アニメの、『魍魎の匣』の感想文とかれびゅうってするべき……ですか、ね?
そもそも僕なんかの文章、需要あるんだろうか……ううむ。

外 | URL | 2010-02-27 (Sat) 22:00 [編集 ]


 

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