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クリエイティブなオタクは世界を制す?

かなりお久しぶりです。
ちろぬです。
今回は完全全年齢全ジャンルオタ向き漫画紹介です。

世界制服 2 (サンデーGXコミックス)世界制服 2 (サンデーGXコミックス)
(2009/04/17)
榎本 ナリコ

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一瞬誤字?と思ってしまいそう。ぐぐっても(googleで検索しても)「もしかして 世界征服 ?」となりますが、これであっています!
サンデーGXで連載されて、また連載再開予定。
一話完結(たまに二話)なので、サクサク読んでいけます。

すごいのは、どの話もSF(すこしふしぎ)なのに、設定がまったく違うこと。
エスパーに異星人。全身整形に最終兵器彼氏などなど。
幾多の設定、幾多のキャラクターが織り成すスピード感が最高に気持ちいい1冊となっています。
どの設定もキャラクターも結局は誰かの二番煎じ三番煎じ……にすぎないのですが、それを逆手にとったストーリー展開で笑いと感動(?)を成立させているところがスゴイ。

たとえば1巻の1話(エピソード0)「高卒エスパー光」。
主人公の光はエスパーだけど引きこもり。
そこへエスパー仲間だという女子高生・ヨーコが助けを求めてきて……
な~んてあるあるあるwwwwwな設定。
しかし、光はエスパーといっても10円玉を1センチ動かすことしかできないのです。
それに比べ、ヨーコはテレポーテーション、小ワープ、イヤボーン(極度の恐怖状態に陥ったり、拒否をする際、頭を抱えて「イヤ!」と叫ぶだけで周りのものが吹っ飛ぶ現象)など正真正銘本物の超能力者。
そんなヨーコを光は利用し、オイシイ思いをするが……
この設定だけで1巻は漫画が書けそうなのに、1話完結。
「世界制服」のカオスっぷりがお分かりいただけたはず。

キャラクターは驚きのひきこもり&オタク率。
2ちゃんねるはもちろん、ニコニコ動画などオタクネタが満載です。
2巻には「アオイホノオ」「燃えよペン」作者の島本和彦がデザインしたゴキブリヒーローも登場!
ちょっとしたラブロマンス(笑)もあり、女子にも優しいオタクコミックとなっています。
でも遺伝子レベルな生々しさあり。ラブに受精が絡むのはしょうがないよね!

また題名のとおり、可愛い制服娘がわんさか出てくる萌え系コミックです。
萌え系と申しましても、萌え系(笑)なコミックですが。
作者が女性ということもあり、どの女子も細めスタイル良し。
なので、最近の萌えに飼い慣らされた人には物足りないかもしれませんが。(下半身的な意味で)
作者のBL(野火ノビタ的BL)に10年前から飼い慣らされていた私にとってはタマランでした!
今は女子学生が多いので、ゆくゆくは是非軍服から作業着まで制服分増やしていただきたいです。

作中で無駄に設定が練られた「聖モエスの箱舟学園」もサンデーGXで連載中。
お試しに「世界制服」の1巻を買ってみるのもオススメです。1話完結だしね!


以下榎本ナリコ語り
夏目漱石「こころ」のコミカライズをされているところから分かるとおり、商業誌では寂しいというか侘しい。シリアスな作品ばかりでした。
「スカート」ではジェンダー問題。「センチメントの季節」では思春期の女の子。「力の在り処」では社会から爪弾きにされた引きこもりやDVオヤジなど様々な身体&精神、そして社会問題に取り組んできた社会派漫画家、と言わせて頂いても差し支えないと思います。
繊細なイラストで鋭く貫いてくる作品も確かにいい。確かに良かったのですが……読後はドゴーンと落ち込むばかり。
BL&同人時代は野火ノビタというお名前で、何冊もギャグパロ漫画を出していた榎本ナリコを知っているから尚更、胸が締め付けられるような思いで漫画を手にしていました。
その路線がガラリと変わったのが「世界制服」「時間の歩き方」。
今まで吸収してきたとんでもオタク知識と乙女心をフル活用し、世界へ解き放つ。
インプットだけでなく、ポジティブなアウトプットが可能になったのだなあ、と感心してしまいました。
おかしいことを真剣におかしい、と議論するだけでは、娯楽にならない。
茶化しながら、楽しませながら、楽しみながら。そんな空気を感じました。
いい担当さんにめぐり合えたようで、ファンの1人として嬉しいです。
これからも頑張っていただきたいです。
女子方面の萌えも提供していただきたいな~

山本ちろぬ

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